「このままでいいのか…」キャリアの停滞感、どう乗り越える?

毎日忙しく働いている。専門スキルを磨くための勉強も続けている。それなのに、ふと「自分のキャリア、本当に前に進んでいるだろうか?」という漠然とした不安、いわゆるキャリアのモヤモヤを感じることはありませんか?

特に30代、40代になると、役職や責任は増える一方で、20代の頃のような明確な成長実感を得にくくなるものです。新しいスキルを学んでも、それが根本的な問題解決に繋がらないと感じる…。そのモヤモヤの正体、実は「知識」や「スキル」の不足ではないのかもしれません。

答えを探す前に、そもそも「何を問うべきか」

私たちは、目の前の問題に対して「答え」を探すことには慣れています。しかし、変化が激しく、一つの正解がない現代において本当に重要なのは、「そもそも、本質的な課題は何なのか?」と、質の高い「問い」を立てる力です。

AIは最適な「答え」を瞬時に提示してくれるかもしれませんが、私たちのキャリアや人生の文脈を踏まえた、的確な「問い」までは立ててくれません。この「問う力」こそが、これからの時代を生き抜くための、AIには代替されない人間固有の武器なのです。

あなたの「問う力」を鍛える、リベラーツの招待状

リベラルアーツeスクール「Liberarts」は、単に知識を教える場所ではありません。文化人類学や国際関係学、文化論といった多様な視点を用いて、あなたの思考のOSをアップデートし、この「問う力」を鍛えるためのトレーニングジムです。

現在、新規で制作中の講座の中から、あなたのキャリアのモヤモヤを晴らす「問い」の種となる、3つの体験講座をご紹介します。

1.現状を疑い、本質を見抜く力を磨く

  • 講座名:『問いのデザイン:あなたの「当たり前」を疑うための思考ツールボックス』
    (いとばや先生)
    • 職場の人間関係、非効率な会議、うまくいかない企画…。その根本原因を見過ごしていませんか?この講座では、文化人類学の視点から現状を客観的に分析し、本質的な課題を発見する「問いのデザイン」スキルを学びます 。あなたの思考の解像度を上げ、仕事のあらゆる場面で突破口を見出す力を養います。

2.物語の裏側から、構造を読み解く力を鍛える

  • 講座名:『映画ジャンルの理解と探求1』 (つっちー先生)
    • 「なぜ、このストーリーは私たちの心をこれほどまでに揺さぶるのか?」――物語の構造や監督の意図を「問う」ことは、複雑な情報の裏側にある本質を読み解く最高のトレーニングです 。この講座は、先生の翻訳書をベースに映画分析を通じて、あなたの分析力と「伝わる力」を同時に鍛え上げます

3.断片的なニュースを、自分なりの視点で繋ぐ

  • 講座名:『国際関係を考える小さな種1』 (いささん先生)
    • 日々のニュースの洪水に、ただ流されていませんか?この講座では、「なぜ、この国はこう動くのか?」という根本的な「問い」の種を蒔きます 。歴史や文化という大きな文脈から物事を捉え、国際情勢の大きな流れを自分なりに読み解くための「視座」を獲得しましょう。

答えのない時代を、自分だけの「問い」で乗りこなそう

キャリアのモヤモヤは、あなたが次のステージに進むべきサインです。必要なのは、新しい「答え」を詰め込むことではなく、世界を見る「新しい問い」を手に入れることかもしれません。

あなたの知的好奇心に火がつく感覚を、
まずはリベラーツで味わってみませんか?

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投稿者

  • 文化人類学者|社会人類学・アクターネットワーク理論

    • 早稲田大学大学院博士課程に在籍中、インドネシアとシンガポールへの留学を経て、文化・社会人類学の研究手法を体得。現在もフィールドワークを重視する研究者として活動。
    • 研究テーマは、東南アジアの国際移民研究から、BBCやNHKのドキュメンタリー番組制作過程の民族誌的研究、沖縄・韓国・マレーシアの民俗服飾の比較研究へと展開。近年は、伝統染織「読谷山花織」を事例に、市場的価値と社会的価値が織りなすネットワークの中で、いかに持続可能な発展が実現されるのかを追究している。
    • 特筆すべきは、コロナ禍でキャリアコンサルタント国家資格を取得した点。人類学者としての視座とキャリア支援の実践知を統合し、沖縄の伝統産業における技能継承や後継者育成の研究にその知見を活かしている。学問と社会をつなぐ姿勢は、リベラーツの理念にも通底する。
    • 主な著書:
      『シンガポール:多文化社会を目指す都市国家』
      『戦後アジアにおける日本人団体』
      『イスラーム事典』

     

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