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2026年秋、 法人化決定!合同会社リベラーツ設立準備室を開設しました。

【重大発表】リベラーツ、法人化への道。コロナ禍の迷いから始まった「大人の学び」を、一生モノの「母校」にするまでの物語。

This entry is part 5 of 5 in the series 学習ガイド|リベラルアーツへの招待

学習ガイド|リベラルアーツへの招待

学習ガイド|仕事と日常をアップデートするための人類学入門

【体験講座】「書く」時代の終わりと、「建てる」知性の始まり。|AI時代に再定義される「アカデミック・ライティング」の本質

【体験講座】『国際関係のナラティブ戦略入門』世界を動かすのはミサイルか、物語か?

記憶の「義肢」としての映画:『サラの鍵』とヴェル・ディヴ事件を巡るメモリアル・スタディーズ

【重大発表】リベラーツ、法人化への道。コロナ禍の迷いから始まった「大人の学び」を、一生モノの「母校」にするまでの物語。

こんにちは、リベラーツ代表のいとばや(糸林誉史)です。

今日は、いつも応援してくださっている皆様に、リベラーツの**「過去・現在・未来」**について、少し長くなりますがお話しさせてください。

私たちは来たる2026年夏の法人化を目指して、本格的に動き出しました。

なぜ、大学教員である私たちが、わざわざ「起業」という険しい道を選んだのか。

その原点は、コロナ禍で私が感じた「ある閉塞感」と、そこで目の当たりにした「大人の学びの現実」にありました。

創業前夜:コロナ禍の閉塞感と、放送大学での衝撃

時計の針を少し戻します。

世の中がコロナ禍に見舞われ、在宅勤務が常態化していた頃のことです。

大学教員として研究や教育に携わっていた私もまた、キャンパスから学生の姿が消え、画面越しにしか繋がれない日々の中で、先が見えない閉塞感に行き詰まりを感じていました。

「このままでいいのだろうか?」

そんなモヤモヤを抱えていた時、ふと思いついて**「放送大学」**の受講を始めました。

そして迎えた、一橋大学にある多摩学習センターでの入学式。そこで事務長から聞いた言葉が、私の心を強く揺さぶりました。

「今年の入学者数の変化に驚いています。受講者が30%も増えただけでなく、30代や40代の働き盛りの方が目立つのです

この言葉は、私自身のその後の体験とも重なりました。

リカレント教育の現実

私自身もその後、オンライン受講で「国家資格キャリアコンサルタント」の資格を得たり、放送大学の面接授業や経営大学院の科目履修生として学び直しを実践しました。

そこで肌で感じたのは、30代・40代の社会人の凄まじい「熱意」と、それを取り巻く日本のリカレント教育環境の「貧困」でした。

「みんな、仕事をしながら時間とお金を必死にやりくりしている。学びたい意欲はあるのに、それを支える環境があまりにも過酷すぎる……!」

創業の想い:孤独な学びの「伴走者」になりたい

学び直しは、孤独です。

どれだけ意欲があっても、仕事や家庭との両立に悩み、金銭的な負担に心が折れそうになる瞬間があります。

そんな現状を目の当たりにして、私の中で一つの強い想いが芽生えました。

「この熱意ある人たちを、独りにしたくない」

大学水準の高度な知を提供するだけでなく、その横に寄り添う**「伴走者」**になりたい。

ベテランの大学人としての知見と、キャリアコンサルタントとしての支援スキルを掛け合わせれば、社会人の自己実現をもっと力強くサポートできるはずだ。

これが、リベラーツ創業の原点です。

「動画を見るだけ」でも「数百万円の大学院」
でもない、第3の選択肢を。

私が自ら学び直しをする中で痛感したのは、「ちょうどいい学びの場がない」という現実でした 。

世の中には素晴らしい学習サービスがたくさんあります。しかし、真剣にキャリアや人生を考え始めた30代・40代にとって、既存の選択肢は「帯に短し襷に長し」ではないでしょうか。

選択
既存の動画学習サービス(UdemyやSchooなど)

手軽で便利ですが、どうしても「一方的な視聴」になりがちです。「わかった気」にはなれても、自分の頭で考え、血肉にするための「対話」や「フィードバック」が不足してしまいます 。

選択
社会人大学院(MBAなど)

対話の質は最高ですが、数百万円単位の費用と、平日夜間や土日の拘束時間はあまりにハードルが高い。「仕事や家庭を犠牲にする覚悟」が必要です 。

「安価だけど孤独な独学」か、「質は高いけど高額で通えない大学院」か。

この二択しかない現状が、多くの人の「学びたい」という灯火(ともしび)を消してしまっているのではないか 。

だからこそ、私たちはその「間(ホワイトスペース)」に、新しい旗を立てることにしました

リベラーツが提供する「3つの価値」

  • AIに代替されない「思考のOS」を鍛える
    • 特定のスキルやノウハウは、すぐに陳腐化するかAIに代替されます。私たちが提供するのは、文化人類学・歴史・言語学といったリベラルアーツを通じて、物事の本質を見抜く「判断力」そのものです
  • 異なる専門知×実務経験の「掛け算」
    • 講師の3名は全員が大学院博士課程修了の現役大学教員でありながら、海外経験やビジネスの現場を知る実務家でもあります。「文化人類学×国際関係×英語学」という学際的な視点で、複雑な現代社会を読み解くレンズを授けます 。
  • 「顔の見える」コミュニティでの伴走
    • 一方的な講義ではありません。Discordなどのコミュニティで、講師や多様なバックグラウンドを持つ仲間と直接対話し、自分の考えをぶつけ合う。この「アウトプット」と「フィードバック」のサイクルこそが、孤独な学びを「熱狂的な探求」に変えます

「知識を詰め込むのではなく、知識を使って『考える力』を養う。
それがリベラーツの流儀です」

仲間との出会い、そしてプレオープンの苦悩

想いはあっても、一人では何もできません。ここまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。

STEP
2024年5月 始動

九州にいる「いささん先生」を誘い、東京都の創業ステーションへ。中小企業診断士との面談を重ね、事業化への道を一歩ずつ歩み始めました。

STEP
2024年 夏 チーム結成

「つっちー先生」にも声をかけ、3名体制に。大学での教育・研究という本業の合間を縫って、講座制作とInstagramでの広報活動を泥臭く進めました。

STEP
2025年10月 プレオープン

ついに4つの体験講座を公開!……しかし、現実は甘くありませんでした。

正直に告白します。

2025年10月のプレオープンでは、思ったほどの受講者は集まりませんでした。

最大の原因は、私たちがこだわりすぎた結果招いてしまったオリエンテーション講座の「入会手続きの煩雑さ」です。「学びたい」と思って来てくださった方の出鼻をくじいてしまったこと、今でも深く反省しています。

それでも、心が折れずにここまで来られたのは、Instagramでの広報当初から興味を持ち、温かい言葉をかけ続けてくださった初期フォロワーの皆様のおかげです。

皆様に支えられて、少しずつ講座を改善し、こうして公式ブログも整備することができました。本当にありがとうございます。

未来へのロードマップ:2026年秋、法人化へ

そして今、私たちは次のステージへ進みます。

個人の想いから始まったこのプロジェクトを、永続的な「社会の公器」とするために。

私たちは以下のロードマップで進んでいきます。

  • ~2026年 春:価値検証フェーズ
    • 現在のプレオープン期間を経て、皆様の声を反映しながらeスクールの「使いやすさ」と「講座の質」を磨き上げます。
  • 2026年 秋(9月予定):合同会社リベラーツ設立
    • 社会的信用を得て、より多様なゲスト講師の招聘や、自治体との連携を可能にします。
    • ラジオ広告や新聞購読者への広報を開始します。
  • 法人化以降:学習エコシステムの完成
    • 「知の探求(オンデマンド)」から「実践(ゼミ)」「創造(個別指導)」まで、皆様のキャリアに直結する3階層の学びを完全実装します 。

なぜ「会社」にするのか?

利益のためではありません。

文化人類学には「贈与」という概念があります。信頼や感謝の循環がコミュニティを強くするという考え方です 。

私たちが法人化するのは、皆様からお預かりした「学びへの熱意(時間とお金)」を、より質の高い学習環境として還元し続ける仕組み(システム)を作るためです。

「いとばや先生の私塾」で終わらせず、皆様がいつでも帰ってこられる「母校」としてリベラーツを残したいのです。

最後に:一緒に「知の冒険」に出かけませんか?

リベラーツはまだ、生まれたばかりの小さな学校です。

でも、ここには「AI時代に負けない判断力を養いたい」「自分の経験を価値に変えたい」と願う、熱い仲間が集まり始めています。

2026年の法人化に向けたこの道のりを、ぜひ一緒に歩んでいただけませんか?

まずは、私たちの想いが詰まった無料体験講座を覗いてみてください。

入会手続きの煩雑さも、改善しました(笑)。

皆様のご参加を、心よりお待ちしています。

学習ガイド|リベラルアーツへの招待

記憶の「義肢」としての映画:『サラの鍵』とヴェル・ディヴ事件を巡るメモリアル・スタディーズ

投稿者

  • 文化人類学者|社会人類学・アクターネットワーク理論

    • 早稲田大学大学院博士課程に在籍中、インドネシアとシンガポールへの留学を経て、文化・社会人類学の研究手法を体得。現在もフィールドワークを重視する研究者として活動。
    • 研究テーマは、東南アジアの国際移民研究から、BBCやNHKのドキュメンタリー番組制作過程の民族誌的研究、沖縄・韓国・マレーシアの民俗服飾の比較研究へと展開。近年は、伝統染織「読谷山花織」を事例に、市場的価値と社会的価値が織りなすネットワークの中で、いかに持続可能な発展が実現されるのかを追究している。
    • 特筆すべきは、コロナ禍でキャリアコンサルタント国家資格を取得した点。人類学者としての視座とキャリア支援の実践知を統合し、沖縄の伝統産業における技能継承や後継者育成の研究にその知見を活かしている。学問と社会をつなぐ姿勢は、リベラーツの理念にも通底する。
    • 主な著書:
      『シンガポール:多文化社会を目指す都市国家』
      『戦後アジアにおける日本人団体』
      『イスラーム事典』

     

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