マガジン– category –
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おとなの知的生産術
【連載 ①】データで見えない「社会の真実」を聴く技術
第1回:なぜ今、個人の「語り」が重要なのか? 日本における「ライフヒストリー」と「生活史」の深層 はじめに:数字の彼方にある「リアリティ」へ 「データは嘘をつかない」 ビジネスの現場や政策決定の場において、この言葉はしばしば絶対的な真理として... -
おとなの知的生産術
【世界の教養とは】希釈された知識から「知の原液」へ ――リベラーツの新たな挑戦
希釈された知識から「知の原液」へ ――「プライベートビーチ戦略」の全貌 前回まで、世界のエリート教育が「最先端の科学技術」と「古典的な教養」を統合し始めている現状を確認しました。彼らは、AIには代替できない「問いを立てる力」を養うために、あえ... -
社会人の学び直し
【世界の教養とは】世界の潮流は「統合」へ ――STEMと古典、エリート教育の復権|第3回
世界の潮流は「統合」へ ――STEMと古典、エリート教育の復権 前回は、日本において教養教育が「パンの耳(専門への通過儀礼)」として軽視され、空洞化していった歴史的経緯を見ました。しかし、視点を世界に転じると、全く異なる景色が広がっています。 現... -
おとなの知的生産術
【世界の教養とは】「パンの耳」の呪縛と解放 ――日本における教養教育の未完のプロジェクト|第2回
「パンの耳」の呪縛と解放 ――日本における教養教育の未完のプロジェクト 日本の大学教育において、「教養(一般教育)」は長らく不遇な扱いを受けてきました。 かつて多くの学生にとって、教養科目とは「専門課程に進むための通過儀礼」であり、講義内容は... -
社会人の学び直し
【第3回】未完の革命:『万物の黎明』以降のグレーバー研究と残された課題|全3回
【第3回】未完の革命:『万物の黎明』以降のグレーバー研究と残された課題 全3回でお届けしてきたデヴィッド・グレーバー特集の最終回です。第1回では彼の思想の核となる価値と負債の理論を、第2回では労働をめぐる現代的な議論を検討しました。今回は、彼... -
社会人の学び直し
【第2回】労働の意味を奪還せよ:ブルシット・ジョブと現代労働人類学の最前線|全3回
【第2回】労働の意味を奪還せよ:ブルシット・ジョブと現代労働人類学の最前線 前回はデヴィッド・グレーバーの思想的基盤である価値論と負債論、そしてアナーキズムについて概観しました。第2回となる今回は、彼の著作の中でも特に広く読まれ、社会現象と... -
社会人の学び直し
【第1回】デヴィッド・グレーバーの肖像:価値、負債、そして想像力としての革命
【第1回】デヴィッド・グレーバーの肖像:価値、負債、そして想像力としての革命|全3回シリーズ 2020年9月、ヴェネツィアでの突然の訃報は世界中の知識人や活動家に衝撃を与えました。デヴィッド・グレーバー(David Graeber, 1961-2020)。彼はロンドン... -
お知らせ
【重大発表】リベラーツ、法人化への道。コロナ禍の迷いから始まった「大人の学び」を、一生モノの「母校」にするまでの物語。
こんにちは、リベラーツ代表のいとばや(糸林誉史)です。 今日は、いつも応援してくださっている皆様に、リベラーツの**「過去・現在・未来」**について、少し長くなりますがお話しさせてください。 私たちは来たる2026年夏の法人化を目指して、本格的に... -
書評・文献案内
【精選 民族誌】砂漠の賢者が語る「人間であること」の技法:ショスタック『ニサ』が解き明かすカラハリ狩猟採集民の精神史と現代への処方箋
序章:カラハリの地平線から届く声 1969年、当時24歳であったマルジョリー・ショスタック(Marjorie Shostak)は、ボツワナ北西部の辺境、ドベ(Dobe)地域へと足を踏み入れた。彼女の目の前に広がっていたのは、見渡す限りの赤茶けた大地と、棘のある灌木... -
書評・文献案内
【精選 民族誌】ビジネスパーソンのための「記述」と「権威」の再構築|J. クリフォード, G. マーカス (編) 『文化を書く』 (1986)
1. なぜ今、『文化を書く』が必要なのか 1986年に出版されたジェームズ・クリフォードとジョージ・E・マーカス編集による『文化を書く:エスノグラフィの詩学と政治学(Writing Culture: The Poetics and Politics of Ethnography)』は、文化人類学という...
